新作パン情報

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2007年12月28日

パンの歴史は…

厨房担当しております。横山です。

本日は、パンの歴史を調べてみました。

古代の人類は、麦を粉状にしたものに水を加えて煮て、粥状にして食べはじめた。これを焼いて保存性をよくしたものが
最初期のパンと考えられ、古代メソポタミア地方で作られました。

恐らく、麦の栽培が始まった紀元前6000年頃には既にパンがつくられていたとされる。ただし、この時代のパンはまだ酵母菌が加えられていないため、平状で硬いもの(平焼きパン)でありました。

粥状のものを数日放置すると、天然の酵母菌や乳酸菌がとりつき、自然発酵をはじめ、サワードウができる。当初これは腐ったものとして捨てられていたが、捨てずに焼いたものが食べられるだけでなく、軟らかくなることに気付いたことから、現代につながる発酵パンが発明されたと考えられいてます。古代エジプトでは、紀元前2000年頃には既にこの種のパンがつくられていました。

麦を同じように食べていた文明で、エジプトでは発酵パンが作られたのに、メソポタミアで発酵パンが作られなかった理由として、エジプトは『石の文化』であるのに対して、メソポタミアは『粘土の文化』で、発酵パンが焼ける高温にメソポタミアの粘土の窯は耐えられなかったから、という説があります。

石窯パン工房ばーすでいは、まさに『石の文化』であります。
どんどん膨れ上がった夢をしっかり形に焼き固めていきますよ!


  


Posted by 石釜パン工房ば~すでい at 15:47Comments(0)